どーもどーもどーも!KO-CHAN()です。
またニュースで報じられていた「ヒアリ」
昨日、記事にしたところでした。
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たかがアリですが、皆さん結構気になるみたいですね。
せっかく興味持って調べてみたのでもっと深く調べてみます。
大阪にヒアリの女王アリが…?
今年5月に国内で初めて確認されてから、神戸港や名古屋港など全国3か所で相次いで見つかっていますが、環境省が先月30日、大阪港で緊急の調査をしたところ、生きたヒアリが見つかり、捕獲や薬品による殺虫を行ったということです。
そして3日に大阪港の同じ場所を再び調査したところ、およそ50匹のヒアリの死骸が見つかり、その中に繁殖力のある女王アリの死骸1匹が確認されました。
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20170705-00000006-jnn-soci
大阪港でヒアリの女王アリが見つかったということですね。
実は女王アリの事は良く解っていなかったんです。
今回、問題視されてるのは繁殖力のある女王アリが見つかったということです…
無知な自分も恥ずかしいのですが、改めてアリの生態を調べてみます。
※画像はクリックで拡大しますが閲覧注意
女王アリの生態
※雄(オス)を青・雌(メス)を赤と色付けします。
先ずは、こちらを
アリも交尾をするのですが、受精卵からは雌が産まれ、受精しなかった卵からは雄が産まれます。 そしてこの雌の大半は卵を産む能力のない働きアリとして生まれ、ごく一部の「選ばれし卵」が生殖能力をもった羽のある雌アリとして生まれます。 一集団に産卵能力をもつ女王アリは一匹だけ、残りは産卵能力をもたない働きアリばかりです。
引用:yahoo知恵袋より
ごく一部の「選ばれし卵」…感覚的には超天才とか1000人に一度の逸材とかみたいですね。
その中で、女王にしたいアリには働きアリがこぞって栄養のあるものを与えます。
そうすることで、充分な栄養を与えられたアリは女王アリになる確率を上げることができる。
こうして優秀なアリ、「生殖能力を兼ね備えた羽のある雌アリ」女王アリが誕生する。
身近で見かけるアリはほぼ雌なんですね。
働きアリはてっきり雄なんだと思ってました。
前回の記事と重複するかもですが、亜熱帯~暖温帯に生息し、草地など比較的開けた環境を好む。餌の収集は暖かい昼間に行われ、夜間に行動することはありません。
食べ物は雑食で、花蜜、樹液、種子から、昆虫、小型脊椎動物のトカゲなどを餌とします。
巣の中で産卵ができるのは女王だけで、普段は働きアリしか生まれてきませんが、コロニー(家族)の数が増えてくると、繁殖期に羽の生えた新女王と、同じく羽を持つ雄アリが生まれてくるのです。
巣で生まれた新女王と雄アリは、繁殖期になると、いっせいに巣から飛び立ち結婚飛行(交尾)が行われ新しい巣が作られます。
ヒアリの女王アリの繁殖能力
[aside]ヒアリの女王アリは巣の中に2匹以上いたことも。[/aside]
ヒアリは女王アリが10から20匹、最大では100匹いた事例もあります。移動距離もけた違いに大きい」という。女王アリは1日2000個の卵を産む。10匹なら2万個で、1カ月後には60万個に達する…
引用:https://www.j-cast.com/tv/2017/06/20301020.html
とにかくとんでもない数の卵を産むということが解ります…。
そりゃ大阪港で女王アリの存在が確認されて騒ぐわけです。
女王アリが死ぬと…
女王アリが死ぬと新たに産卵されない為、今生きている働きアリの寿命がくれば全滅する。
産まれた時期によって期間はバラバラである。
種類によっても女王アリ・雄アリ・働きアリによっても違いますが、クロオオアリやクロヤマアリの女王アリでは、およそ10年から20年くらいと考えられています。これに比べて雄アリは非常に短命で、卵からかえって1ヵ月で成虫になり、結婚飛行を終えるとそのまま地面に落ちて他のアリやクモなどに食べられてしまいます。働きアリは、遺伝的には雌ですが、育つ過程で餌が十分に与えられなかったため、体が貧弱で女王アリのような翅や卵巣が発達していません。そのため寿命も短く1年かせいぜい2年くらいです。
働きアリが1-2年で死んでも、女王アリが新たに産んだ卵から次々に働きアリが補充されます
引用:Q15女王アリの産卵(http://ant.miyakyo-u.ac.jp/QJ/#15)
前述にもありますが、ヒアリの女王は1匹だけではない。
ヒアリの被害状況は?
ヒアリは毒を持ちます。
その為人への被害ばかりに注視されていますが、人以外でも被害をもたらしています。
海外の報告にはなりますが、
- 巣が都市などの構造物や道の下に作られ、それによって倒壊したり道に穴が空く
- 働きアリは体内に磁気に誘因されるようになる物質を持ち、電気設備に侵入し破壊する
- 農業では多種多様な作物を食い荒らし、農業機械や設備を破壊し、牧草地を荒らす
- 野生動物や家畜にも襲い掛かり、失明させたり怪我や死亡させるなどの被害をもたらす
考えてみたらこういうことも充分考えられるということなんですよね。
中国から運ばれてきたコンテナには電化製品が入ってたということなので、
もしかしたらその電化製品の中に潜んでいることも考えられるのではないでしょうか。
自分の情報不足かもしれませんが、コンテナで運ばれてきた中身も調査の必要もあると考えます。
かといって中国製品以外が大丈夫かというとそうでもありませんよ。
どういうルートで私たちの身近にヒアリが侵入するか解りません!
その為にも前回の記事を参考に自己防衛を徹底しましょう!
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ヒアリを発見した場合の連絡先:環境省サイト内、地方環境事務所一覧
今回の記事のまとめ
ヒアリの女王アリの生態と繁殖能力は?被害状況も調査について調べてきました。
- 女王アリは一部の選ばれた卵からしか産まれない
- ヒアリの女王は一つの巣に一匹では無い
- 女王アリは1日2000個の卵を産む。10匹なら2万個で、1カ月後には60万個に達する…
- ヒアリの脅威は人だけとは限らない
5月26日に兵庫県尼崎市で初確認されて以降、神戸、名古屋、大阪の各港で見つかっている。
まだまだヒアリは潜んでいると考えられます。
重ね重ね言いますが皆さんも注意していてください。
発見したら最寄りの関係機関にヒアリ相談テレホンセンター(078-322-625)連絡してくださいね。
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